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 東日本・中日本・西日本高速道路(NEXCO3社)は、国土交通省が掲げる2020年までに高速道路の逆走事故をゼロにするという目標達成に向けて、2016年11月22日から2017年2月10日に民間企業などからの逆走対策技術の公募を実施、2017年3月23日にその選定結果を公表した。

 対象となる技術は、「道路側での逆走車両への注意喚起」「道路側で逆走を発見し、その情報を収集する技術」「車載機器による逆走車両への注意喚起/自動車側で逆走を発見し、その情報を収集する技術」の三つである。応募のあった100件の提案技術の中から、実道での検証などを行う技術として28件を選定した。選定技術の提案をした企業などとの手続きを経て、2017年4月から1年程度実施する予定。2018年度からの実用化を目指す。

 車載機器による逆走車両への注意喚起などに向けた技術として、V-Lowマルチメディア放送上でドライバー向けラジオ放送チャンネル「Amanekチャンネル」を運営するアマネク・テレマティクスデザインの提案も採用された。「検知した逆走車両の情報をドライバー向け専用の放送チャンネルで、クルマの走行位置に基づいて逆走車両とそのエリアを走行中の順走車両に伝える」というもの。Amanekチャンネルアプリを搭載したスマホや車載機(カーナビなど)から、逆走車の接近をエリア内を走行中の車両に自動音声(TTS:Text To Speech)で警告できる。

 Amanekチャンネルのスタジオでは、ドライブに必要な気象警戒情報やドライブ情報などを地図上に可視化できるコンテンツモニターを備えており、このモニター上に逆走車を表示できる。番組放送中はスタジオからナビゲーター(アナウンサー)が、逆走車の存在をリアルタイムでドライバーに伝えることができ、肉声によりさらなる事故防止につなげられるという。

[国土交通省の発表資料へ]
[西日本高速道路の発表資料へ]
[アマネク・テレマティクスデザインの3月24日の発表資料(PDFファイル)へ]