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 米Amazon.comが、ドローン(小型無人機)を使った商品配送を米国で初めて行ったと複数の米メディア(RecodeThe VergeCNETなど)が現地時間2017年3月24日に報じた。

 これは、カリフォルニア州パームスプリングスで行われたAmazon主催のカンファレンス「MARS 2017」でデモを披露したもの。YouTubeで公開されたビデオには、会場の敷地上空に1機のクワッドコプターが現れ、芝生の上に敷かれた目印のシートに着地後、Amazonのロゴ入り段ボール箱を下ろして離陸する様子が映されている。段ボール箱の中身は日焼け止め剤で、品物を受け取った人はカンファレンス参加者だという。このドローンは、Amazonのソフトウエアによって完全自立飛行したとRecodeは伝えている。

 Amazonは2013年12月にドローンを使った配送システム「Prime Air」の構想を発表した後、米国でさまざまな実験を行い、2016年12月には、英国で顧客を対象にした配送実験を開始した。

 だが、米国では商用飛行の規制があり、私有地以外の場所では飛行実験が行えない。The Vergeによると、米国でPrime Airのドローンが一般の人々のいる場所で飛行したのはこれが初めて。今回の飛行デモは、米連邦航空局(FAA)の協力を得て行ったという。また、今回の飛行はすべて、パームスプリングス国際空港の管制空域の中で行われたとCNETの記事は伝えている。