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 米Amazon.comがまもなく一般公開する予定だったレジ精算不要の実店舗「Amazon Go」は、技術上の問題に直面しており、オープン時期が遅れるようだと米Wall Street Journalが現地時間2017年3月27日に報じた。

 Wall Street Journalは事情に詳しい関係者の話として、Amazon Goでは、一度に約20人の顧客が店に入ると、システムが顧客の動きを追えなくなるほか、棚の所定の場所から動かされた商品は、追跡が困難になると伝えている。現在のところ、顧客が少人数の場合や、顧客の動作が遅い場合、システムは問題なく動作する。だがこの店舗ではもうしばらくの間、これまでどおり従業員を配置し、システムが正常に動作することを監視する必要があるとWall Street Journalは伝えている。

 Amazon.comは2016年12月、本社がある米ワシントン州シアトルで2017年初頭に、Amazon Goを一般公開すると発表した。この店舗では、専用アプリを表示したスマートフォンを店の入口でかざしてチェックインし、欲しい商品を棚から取って、そのまま店から出れば買い物が完了する。

 Amazon.comによると、コンピュータビジョン、センサーフュージョン、ディープラーニングといった技術を用いている。棚から取られた商品は自動認識され、顧客の仮想ショッピングカートに追加。客が店から出ると同時に精算を完了する。Amazon.comは現在、この店舗を同社の従業員に限定してテスト営業している。Wall Street Journalによると、Amazon.comは3月末の一般公開を予定していた。