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 NECは2017年3月28日、複数台設置するだけで既存の通信インフラのない場所でも無線LANによるメッシュネットワークを構築できる「インフラレス通信アクセスポイント」を同日発売したと発表した。ネットワーク敷設工事が困難な既設工場や工事現場、既存の通信インフラが利用できない災害現場など向けに、同製品の特徴を活用して容易に導入・利用できる各種ソリューションを順次提供する。

インフラレス通信アクセスポイント
インフラレス通信アクセスポイント
(出所:NEC)
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 無線LANアクセスポイントと機器間通信のアドホック機能を搭載し、複数台設置するだけでメッシュネットワークを構築できる。また、ネットワーク上に複数のゲートウエイを設定できるため、効率の良い通信および自由度の高いネットワークを設計できる。内蔵バッテリーで約8時間連続稼働できるため、ネットワークを自由に移動・拡張できる。

製品の特徴
製品の特徴
(出所:NEC)
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 周囲にある通信可能なアクセスポイントを自動検出し、通信状態を把握して最適な通信経路を選択するため、効率的なネットワーク利用が可能。受信データを機器内に保存して通信可能時に送信するDTN(Delay, Disruption, Disconnection Tolerant Networking)機能により、一時的に通信が途切れても復旧後、確実にデータを伝送できる。

 GPS(全地球測位システム)受信機能を搭載し、スマートフォンやタブレットから各アクセスポイントの位置や移動軌跡を確認できる。機能拡張用のメモリーを搭載するため、用途に応じてソフトウエアを追加して機能拡張が可能。NECでは内蔵ソフトウエアを開発し、ソリューション提供を行う。

 無線LAN規格はIEEE802.11a/b/g/n/acに対応。ギガビット有線LANポートを1個備える。IP65の防塵・防水性能を備える。AC100~240V対応ACアダプターおよび内蔵バッテリーで動作する。本体寸法は幅238×奥行き160×高さ66mm、重さは約1.16kg(本体のみ)。参考価格(税別)は1台あたり40万円から。

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