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 米Googleは現地時間2017年4月5日、機械学習アルゴリズムの演算に特化した独自開発のプロセッサ「Tensor Processing Unit(TPU)」の性能に関する調査報告を公開した。従来のGPUやCPUより15倍~30倍速く人工知能(AI)アプリケーションを処理できるという。

 TPUは2015年よりGoogleのデータセンターに実装され、Google検索エンジンや「Google Image Search」、「Google Photos」、「Google Cloud Vision API」、「Google Translate」などのサービスに利用されている。

 第1世代TPUは、トレーニング済みモデルを使用するインファレンス(推論)フェーズに向けたもので、処理速度が高いだけでなく、電力消費効率も優れているという。ワット当たりの演算能力は、GPUおよびCPUの30倍~80倍としている。

 またTPUは、韓国のプロ棋士Lee Sedol氏との5番勝負で勝ったAIシステム「AlphaGo」にも使われている。

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