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 大日本印刷とスカイコムは2017年4月12日、タブレット端末に表示したPDFの申込書に顧客が手書きで記入できるシステムの提供サービスを4月に始めると発表した。Webページの申請フォームを制作する場合と比べ、制作コストを約2分の1以下にできるという。

写真●口座開設やクレジットカード発行などの申込書をタブレット上に表示し、手書きで必要事項を記入できる
写真●口座開設やクレジットカード発行などの申込書をタブレット上に表示し、手書きで必要事項を記入できる
(出所:大日本印刷)
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 顧客が記入する申込書などをペーパーレス化したい銀行や生命保険会社、流通企業などの利用を想定し、2018年に10億円の売り上げを目指す。

 申請書や申込書などの帳票を電子化する際には、申請フォームの制作コストが課題となる。導入企業は帳票のPDFを申請フォームに使えるため、制作コストを抑えられるほか、制作期間も短縮できる。

 両社はサービスを開発するにあたり、スカイコムの電子サインアプリ「SkyPDF」と、大日本印刷の帳票設計・開発ノウハウを持ち寄った。両社はこのペーパーレス化関連サービスの市場規模を1000億円以上と見込んでいる。

 顧客が記入した手書きの情報はテキストデータに変換できるほか、筆跡をそのままデータとして残すこともできる。記入済みPDFに電子署名を付与することもできる。「帳票の電子化により、印鑑でなく電子署名を利用する場面が増える。本サービスで作成した書類を印刷後に捺印することもできるが、銀行業務を含め印鑑を利用する場面は減るだろう」(大日本印刷 広報室)。