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 みずほフィナンシャルグループ(FG)は2017年5月15日、2017年3月期の通期決算を発表した。会見に出席した同社の佐藤康博社長は次期勘定系システムの開発プロジェクトに関して、「ようやく開発完了がみえてきた」と語った。次期勘定系システムを巡っては二度にわたって開発スケジュールを延期した経緯があるが、三度目はないとの見通しを示した格好だ。

 「昨年末、開発完了時期を数カ月延ばす発表をした。足元の状況として、(当時に比べて開発完了が)確かなものになってきている」と、佐藤社長は自信をみせる。開発完了後、ユーザー受入テストなどを経て、システム移行に取り組む。システム移行の時期について佐藤社長は、「顧客への告知が優先」として明言を避けたが、最短で2018年度になりそうだ。

 佐藤社長は会見の中で、2016年11月にソフトバンクと共同設立したJ.Scoreが、2017年9月にサービス開始する旨も明らかにした。早ければ5月にも、プロモーション施策を始めるという。

 J.Scoreは、すべての手続きをスマートフォンで完結できる個人向け融資サービスの開発を進めている。ユーザーが個人情報を提供するほど、スコアが向上して借入条件を有利にするといった仕組みを採用する点が特徴だ。2017年度前半にも事業を開始するとしていた。