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 米Appleは、AI(人工知能)関連のタスクを行う専用のプロセッサを開発していると、米Bloombergが現地時間2017年5月26日に報じた。現在Appleは、このプロセッサを搭載した将来版iPhoneのプロトタイプで試験を行っていると、事情に詳しい関係者は話している。AppleはこれをiPhoneをはじめ、iPadも含む将来の同社製品に実装する計画という。

 Bloombergによると、このプロセッサはAppleの社内で「Apple Neural Engine」と呼ばれている。そして、Appleは、現在同社のデバイスに搭載されているメインプロセッサとグラフィックスチップが担うAI関連のタスクを、この専用プロセッサに処理させたいと考えているという。

 例えばAppleは、音声認識や写真アプリの顔認証、テキストの予測入力といったタスクの一部を、この専用プロセッサで処理することを検討している。これらにより、iPhoneを含む同社デバイスのバッテリー性能が向上するという。

 また事情に詳しい関係者によると、Appleは外部の開発者がこのAIプロセッサを利用できるようにすることも検討している。Appleは、2017年6月5日に米カリフォルニア州サンノゼで開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」を開催するが、この会場で同社がAIの技術開発に関する進捗について説明する可能性があるとBloombergは伝えている。