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 Appleが2017年に市場投入する予定の次期iPhoneは、かねて噂されていたとおり、ディスプレーが本体前面のほぼすべてを覆うデザインとなる可能性があると、9to5Macなどの米メディアが現地時間5月29日までに伝えた。数日前から同日にかけて漏れ伝わったCAD画像が、これまで出ていた次期iPhone(通称「iPhone 8」)に関する観測を裏付けるものになるという。

 次期iPhoneを示すと見られるこのCAD画像によると、ディスプレーは本体のほぼすべてを覆っており、左右、上下ともにベゼルがないに等しいデザインとなっている。唯一、本体上部の中央部分に若干ベゼルのようなものがあるが、ここにはおそらく、前面カメラ(インカメラ)や受話器、各種センサーが配置されると、9to5Macは伝えている。

 9to5Macによると、こうしたベゼルの一部がディスプレーに入り込むデザインは、一般的なスマートフォンの長方形ディスプレーとは異なり、珍しい。もし、この画像が正しいものであれば、Appleはディスプレーを配置できるエリアを最大限に使うことになる。そして、Appleは次期iOS「iOS 11」で、この上部左右の空間を生かしたデザインを採用する可能性がある。例えばこの部分に表示されるステータスバーのデザインを変更する可能性があると、9to5Macは伝えている。

 また、背面部分を描いた別のCAD画像を見ると、背面カメラには、iPhone 7 Plus同様に2つのカメラが搭載されるもよう。ただ、この2基のカメラは現行のように横方向ではなく、縦方向に並ぶ。その中央にはフラッシュが配置されるもようだ。このほか、画像では、背面の上から3分の1ほど下がった部分に円が描かれているが、これが、噂されている背面に配置される指紋認証機能「Touch ID」を示すものなのか、単にAppleのロゴマークが入る場所を示すものなのかは分からない。

 一方、台湾のIT業界新聞、DigiTimesは5月26日付の記事で、台湾の経済日報(Economic Daily News)の報道を引用し、次期iPhoneでは、Touch IDセンサーを兼ねるホームボタンはディスプレーに組み込まれると伝えている。その情報源は台湾の半導体メーカー、TSMC(台湾積体電路製造)だという。