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 米Appleが開発していると噂されているSiri搭載のアシスタント機器は、すでに製造が始まっていると米Bloombergが現地時間2017年5月31日に報じた。

 Appleはこの機器を6月5日に米カリフォルニア州サンノゼで開催する開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で発表する可能性があるという。ただし製品の発売タイミングはこれとは一致せず、「市場投入は年内になる」と事情に詳しい関係者は話している。

 この機器では、音声で命令することで、部屋の照明のオンオフ、玄関ドアの施錠・解錠といった操作、音楽のストリーミング再生などができる。米Amazon.comは先ごろ、ディスプレーを搭載するアシスタント機器「Echo Show」を発表したが、Appleの機器はディスプレーを搭載しない。ただし他社製品よりも高性能のスピーカーシステムを備えていると、Bloombergは伝えている。

 Bloombergによると、Appleがこの機器を市場投入する目的は2つある。1つは、同社の家電管理ソフトウエアプラットフォーム「HomeKit」のハブ製品を顧客に提供すること。もう1つは顧客を同社サービスのネットワークに囲い込むこと。Amazon.comや米Googleの家庭用音声アシスタント機器では、Appleのほとんどのサービスに対応しておらず、音楽ストリーミングサービス「Apple Music」などは利用できない。このためAmazon EchoやGoogle Homeの利用者はSpotifyやAmazon Prime Music、Google Playといったサービスを利用している。