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 米Amazon.comがスマートフォンを開発していると複数の海外メディアが現地時間2017年6月5日までに報じた。同社は2014年に自社ブランドのスマートフォン「Fire Phone」を発売したが、売れ行きが芳しくなく、翌年に全ての在庫の販売を終了し、スマートフォン事業から撤退した。現在開発中のスマートフォンはFire Phoneとは異なり、インドなどの新興国に向けるものという。

 この話題を最初に伝えたインドのテレビ局、NDTVのテクノロジーニュースサイト「Gadgets 360」によると、Amazon.comの新たなスマートフォンは社内で「Ice」と呼ばれている。

 米Googleのモバイルアプリ・プリインストールプログラム「Google Mobile Services(GMS)」を利用し、GmailやGoogle PlayといったGoogleのアプリを搭載する。ディスプレーのサイズは5.2~5.5インチ。1300万ピクセルの背面カメラ、16Gバイトのストレージを搭載し、OSはAndroid 7.1.1。GoogleのAIアシスタントも利用できる。価格は約93ドル程度で、Amazon.comはこの端末を2017年中にインドで発売する計画だと事情に詳しい関係者は話している。

 その試作機と見られる端末をすでに使ったという人物によると、このスマートフォンは、今のところAmazon.comの音声アシスタントサービス「Alexa」を搭載していない。だが、同社はソフトウエアの仕様について最終決定しておらず、Alexaが搭載される可能性はあると、この人物は話している。

 Amazon.comは、まだインドでAlexaや同サービス搭載のスピーカー型アシスタント機「Echo」を市場投入していない。しかし最近の求人情報は、同社がインド版Echoを開発していることを示唆していると、Gadgets 360は伝えている。