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 米Yahoo!は現地時間2017年6月8日、同日開催した臨時株主総会において、同社株主が米Verizon Communicationsへのインターネット事業売却を承認したと発表した。6月13日に手続きを完了する見通し。VerizonはYahoo!中核事業を獲得したのち傘下の米AOLと統合する計画を明らかにしている。両社従業員の最大2100人が削減される見込みだと米メディアが報じている。

 米TechCrunchによると、現在AOLとYahoo!の従業員数は合計約1万4000人で、関係筋の情報によればVerizonは統合後の従業員の約15%を削減する。部門によって削減比率は異なり、最大で30%、最小で5%未満になるという。

 なお、エンジニアリング職種が影響を受ける可能性は低いと、関係者はみている(米Bloombergの報道)。

 この前日に、米Re/codeが関係筋の情報として、Verizonが統合後に従業員を最大1000人削減すると伝えていた。人事、財務、マーケティング、一般管理部門などが対象として挙げられた。

 VerizonはYahoo!中核事業を約48億3000万ドルで買収することで2016年7月に合意したが、その後Yahoo!から合計15億人分以上の個人情報が過去に流出していたことが判明。条件見直しで交渉が進められた結果、2017年2月に当初より3億5000万ドル安い約44億8000万ドルで再合意した。

 AOLとYahoo!中核事業の統合によって誕生する新会社は名称を「Oath」とし、最高経営責任者(CEO)にはAOLの現CEOであるTim Armstrong氏が就任する。

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