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 日本オラクルは2017年6月26日、2017年5月期(2016年6月~2017年5月)の決算を発表した。売上高は1731億9000万円(前期比1.8%増)、営業利益は525億2400万円(前期比4.6%増)だった。7期連続の増収、6期連続の増益で、売上高、営業利益とも過去最高となった。

 売上高の内訳は、「新規ライセンス」が前期比8.3%減となる433億8600万円だった一方で、「クラウド(SaaS/PaaS/IaaS)」は同99.4%増となる91億5900万円と好調だった。新規ライセンスとクラウド、さらにアップデート&プロダクトサポートを合わせた「ソフトウエア関連」は、同4.0%増となる1352億7300万円だった。専用機などのハードウエア関連の「ハードウエア・システムズ」は同12.1%減となる195億5100万円だった。

 日本オラクルの野坂茂 取締役 執行役副社長兼CFO(最高財務責任者)は、新規ライセンス売り上げの推移について「第1四半期から第3四半期にかけてずっと減少傾向だったが、第4四半期で大型案件を獲得した。その結果、全体の落ち込みをカバーできた」と説明。今後の見通しについては「クラウドを伸ばしていく目標は変わらない。オンプレミスのデータベースやミドルウエアも多くの案件があるのでバランスよく伸ばしていきたい」とした。

 日本オラクルは2017年6月5日に経営トップの交代を発表し、同日付でオラクル・ドイツのフランク・オーバーマイヤー氏が執行役 最高経営責任者(CEO)に就任した。経営トップの交代について、野坂副社長は「クラウドのビジネスを加速するため」と説明した。