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 米Googleの親会社Alphabetが設立した米Waymoは、自動運転車の管理に関する米レンタカー大手Avis Budget Groupとの複数年にわたる提携を現地時間2017年6月26日に発表した。

 複数の海外メディアの報道(英Reuters米Forbes米CNETなど)によると、Avisは米アリゾナ州フェニックスで、Waymoが欧米自動車大手Fiat Chrysler Automobiles(FCA)のミニバン「Chrysler Pacifica」をベースに改造した自動運転車の保守を請け負う。

 Waymoは同地域で一般住民を対象にした自動運転ミニバンの公開テストプログラム「Early Rider Program」を4月に発表している。Chrysler Pacificaをさらに500台追加し、合計600台を導入する。

 Avisは施設の一部をWaymoの自動運転車専用に改造する。車を保管し、清掃、オイル交換、タイヤのローテーションのほか、必要に応じて部品の取付けといったメンテナンスを行う。ただし、カメラやセンサーなどのWaymo固有のハードウエアは整備対象外となる。

 自動運転ミニバンの所有権はWaymoに帰属し、WaymoはAvisに保守費用を支払う。金額については両社とも明らかにしていない。

 提携の報道を受け、Avisの株価は一時21%上昇し、14.15%高の27.67ドルで取引を終えた。

 一方、米Appleは自動運転車のテストに米レンタカー大手Hertz Global Holdingsが所有する車をリースすることで提携を結んだ。米カリフォルニア州車両管理局(DMV)が公開した資料から分かったこととして、米Bloombergが同日報じている。