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 Amazon.comが、機械翻訳システムを社外の開発者などに貸し出すサービスを検討していると、米CNBCが現地時間2017年6月26日に報じた。

 Amazon.comは、すでに自社で機械翻訳技術を開発しており、商品情報を複数の言語に翻訳するなど、この技術を自社サービス内で利用している。今後はこれを、同社のクラウドサービス事業、AWS(Amazon Web Services)を通じて社外に提供し、開発者がWebサイトやアプリケーションを多言語化する際に利用してもらいたいと同社は考えている。AWSは2017年11月に米ラスベガスで年次イベント「re:Invent」を開催するが、この新サービスは、それよりも前に発表される可能性があるとCNBCは伝えている。

 AWSは最近、画像内の物体認識や、文章の音声読み上げといった、AI(人工知能)活用する各種サービスの提供を始めている。新たな翻訳サービスも、それらと同様に、収益源の多様化を図るという同社の戦略に一致するとCNBCは伝えている。

 なお、Amazon.comは2015年にSafaba Translation Solutionsという、米ペンシルバニア州ピッツバーグに拠点を置く新興企業を買収した。その共同創業者であるAlon Lavie氏は現在、Amazonの機械翻訳研究開発部門を率いている。