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 米Facebook傘下のInstagramは現地時間2017年6月29日、人工知能(AI)を利用して不快なコメントやスパムを遮断するフィルターの導入を明らかにした。機械学習技術を使って、Instagramを安全な自己表現の場として維持することを目指す。

Instagramで導入された新しいコメントフィルター
Instagramで導入された新しいコメントフィルター
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 Instagramは既にコメントフィルターを提供しているが、明確に不快あるいは不適切と判断される言葉やフレーズを含むコメントのみ削除するというシンプルなものだった(米The Verge)。新しいコメントフィルターは、AIによって時間ともに性能が向上するという。

 新しいコメントフィルターを使うには、プロフィールタブを開き、各種設定メニューの「コメント」をタップして「Hide Offensive Commments」を有効にする。これにより、投稿画像やライブビデオに対する不快なコメントは自動でブロックされる。他のコメントはこれまで通り表示され、ユーザーは従来同様、コメントの報告や削除、非表示への切り替えなどが行える。

 当初は英語のみサポートし、今後、より多くの言語に対応させる。米WIREDによると、不快コメントはそれを書き込んだ本人に対しては引き続き表示されるため、本人はブロックされたことに気づかない。これは、不快コメントとフィルターのいたちごっこを避けるのが狙いだという。

 スパムフィルターは、投稿画像やライブビデオに寄せられたコメントに明らかなスパムを認識すると、これを削除する。英語、日本語、中国語を含め9カ国語に対応する。

 Instagram共同創業者で最高経営責任者(CEO)のKevin Systrom氏は「自己表現を保護するツールの構築に機械学習技術を使うことは、あらゆる人々を受け入れる、より友好的なコミュニティーを育成する上で重要なステップだと確信している」と述べている。

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