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 米Amazon.comが同社の音声アシスタント機器「Echo」シリーズを2017年の年末ごろにインド市場に投入すると、同国の経済紙Economic Timesが現地時間2017年6月29日に報じた。インド版のEchoでは当初、英語のアシスタントサービスが提供されるが、アップデートでヒンディー語、タミル語、マラーティー語が利用できるようになる見通し。

Amazon Echo
Amazon Echo
(出典:Amazon.com)
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 Amazon.comは現在、インドの東部の都市チェンナイにある施設で多言語インタフェースを開発していると事情に詳しい関係者は話している。また、同社は地場企業の幹部やビジネスの専門家、アナリストらにEchoを提供しており、現在、試験利用してもらっているという。

 同社は、2016年7月にインドで、有料会員プログラム「Prime」を始めた。その年額料金は499インドルピー(約860円)と、他の国で提供しているPrimeに比べ安価。同国で発売するEchoもこれと同様に、当初同国の消費者にとって魅力的な価格になる可能性があるとEconomic Timesは伝えている。

 Amazon.comが、アシスタントサービス「Alexa」を利用できる円筒型スピーカー機器「Amazon Echo」を米国で発売したのは2014年11月のこと。その後同社は、Echoの小型版「Echo Dot」と携帯版「Amazon Tap」を相次いで発売し、据え置き型映像配信端末「Fire TV」やタブレット端末「Fire HD 8」でもAlexaを利用できるようにした。

 このうち、EchoとEcho Dotについては2016年10月に英国とドイツで販売を開始している。さらに2016年10月には、スティック型映像配信端末「Fire TV Stick」の第2世代モデルを米国で発売し、Alexaに対応させた。このFire TV Stickの第2世代モデルは、2017年2月に英国とドイツでも販売を始めた。