PR

 パナソニックは2017年7月26日、家庭向けの新たな製品やサービスを生み出すプロジェクト「HomeX」を新設したと発表した。既存の家電製品、住宅設備、住宅の枠組みを超え、IoT(インターネット・オブ・シングズ)などの技術も取り入れ、長期的な視点で今までにない製品やサービスを研究・開発する意向だ。

パナソニックの馬場渉副本部長
パナソニックの馬場渉副本部長
[画像のクリックで拡大表示]

 HomeXは同社が米シリコンバレーに構える研究開発拠点内に設置。現時点のメンバーは10数人という。同社は各事業部・グループ会社がそれぞれ製品やサービスを開発するという縦割りの開発体制による弊害を打開するため、2017年4月に本社直轄の「ビジネスイノベーション本部」を新設している。HomeXも同本部の傘下で、縦割りの組織体制にとらわれない横断的な製品・サービスの開発を目指す。

 同日に会見したビジネスイノベーション本部の馬場渉副本部長は「家電、住宅設備、住宅の各事業を全て持っている企業はパナソニックしかない。HomeXによって関連する技術とハードウエアを再設計する。大きめのスタートアップ企業のつもりで、試作しては見せ、体験してもらい、フィードバックを受けさらに開発を進めるというプロセスで、長期的な視点に立ち開発していく。それができるような財務的、人事評価的な仕組みも用意した」と語り、HomeXを重視していることを強調した。