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 日本オラクルは2017年9月20日、OLAP(オンライン分析処理)サーバー「Oracle Essbase」のクラウドサービスの提供を開始した。データ分析機能を提供するクラウドサービス「Oracle Analytics Cloud」の一部として提供する。

「Oracle Essbase」のクラウドサービスの画面例
「Oracle Essbase」のクラウドサービスの画面例
(提供:日本オラクル)
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 「まずはこれまでオンプレミスでEssbaseを利用していた企業が、運用負荷軽減を狙ってクラウドへ移行するケースが多いとみている」と日本オラクルの五十嵐恒 クラウド・テクノロジー事業統括 Cloud Platformビジネス推進本部 ビジネス推進第1部 担当マネジャーは話す。

 「Essbase向けに開発したアプリケーションを他の環境に移行するのは難しい。一方で長期間、Essbaseを使い続けている企業の中には、情報システム部門の運用負荷の増加が課題になっている企業が多い」(五十嵐 担当マネジャー)という。

 Oracle Analytics CloudはEssbaseのほかに、セルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)向けのデータ可視化ソフト「Oracle Data Visualization」や、大規模導入向けのBI機能「Business Intelligence Cloud Service」など複数のサービスで構成する。2017年3月から提供を開始した。

 Oracle Analytics Cloudに含まれるサービスは現状、オンプレミスでも同一のソフトウエアを提供している。日本オラクルの佐藤裕之 クラウドプラットフォームソリューション統括 Cloud Platformビジネス推進本部長は「データ分析系の機能は、データの量や内容によってクラウドだけでなく、オンプレミスでも利用したいというニーズが出てくる可能性が高い。こうした要望に対して応えられるのが当社の強みだ」と強調する。

 Oracle Analytics Cloudの価格は、月額36万円から(1 Oracle Compute Units=OCPU当たり。OCPUはOracleのクラウドサービスの単位で、1物理コアに相当)。佐藤本部長は、「クラウドサービスとして提供することで、これまで大企業向けの導入が多かった製品でも、中堅企業で導入しやすくなるだろう」とみる。