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 COLabは役割の違う4つの小部屋がある。ますますワクワクする。それぞれで中電のオープンイノベーションへの取り組みを聞いてきた。

取材日の4つの部屋のデモメニュー
取材日の4つの部屋のデモメニュー
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API使って15分でシステム構築

 最初に案内されたブルックリンのカフェ風の部屋「RoomA」では、中電のスマートメーターとオランダ・フィリップスのIoT(インタネット・オブ・シングズ)電球の「Hue(ヒュー)」、人工知能(AI)を搭載したスマートスピーカー、LINE、Raspberry Piで作ったホームサーバーが鎮座。それらをAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)で組み合わせて、節電に生かすシステムをデモしてもらった。

デモシステムの機材。右下に置いてあるのがスマートメーター
デモシステムの機材。右下に置いてあるのがスマートメーター
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 「1秒ごとに電力を測定して過去と比べて使用量が多かったらLINEで通知して、その返事で電気を消せる。リアルタイムに節電できるのポイント」。こう話す情報システム部ITインフラグループの清田雄平氏はこのシステムを15分で作ったという。入社5年目の若手のスピード開発もさることながら、堂々としたプレゼンテーションにも驚いた。

LINEで電気が消せる。左前はスマートスピーカー
LINEで電気が消せる。左前はスマートスピーカー
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 中電は2017年度に停電情報のAPIを社内で使い始めた。2018年度からは社外からも利用できるようにし、APIエコノミーに積極的に参画していくという。

 お隣のRoomBはリビングをイメージしているとのこと。緑のじゅうたんに白い壁で一転して明るい雰囲気。壁際の床が一段高くなっている。プレゼンテーションに適していそうだ。

リビングをイメージしたRoomB
リビングをイメージしたRoomB
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 内田グループ長によればRoomBはRoomAで浮かんだアイデアを具現化していく部屋。ペルソナ(仮想顧客)を設定して、困っていることやうれしいことを探り、顧客ターゲットやサービスの原型を作り上げていくという。

 「最近、街中でスマホに水平に持って話しかけている人を見かけませんか」。RoomBで待っていた、中部電力のシステム子会社である中電シーティーアイ(CTI)の荒木岳文経営戦略本部技術戦略部技術戦略グループ専門課長は記者にこう問いかけた。