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 新しい技術が相次いで登場するIT分野で「活躍」するために、自らのスキルやノウハウを日々磨いているITプロフェッショナル(以下、ITプロと略す)は多いだろう。だが、「成功」するためには技術力だけでは不十分で、ほかにもさまざまなことを学んで身に付ける必要があるようだ。

 とあるソフトウェア開発者の仕事、そして人生に対する心構えと行動力を目の当たりにして成功することへの貪欲さに感銘を受けたので、この場をお借りしてみなさんと共有したい。

就転職のスカウトや起業への出資・連携に向けて熱烈アピール

 ITプロである以上、ITに関するスキル・ノウハウを貪欲に求めるのは当然であろう。そうして身に付けた知識に基づいて、ユーザーに求められる製品やサービスを適切に提供するのが仕事だからだ。

 先日、IT技術者養成学校であるジーズアカデミーTOKYOのデモデーを取材する機会を得た(写真1)。IT技術者の卵からベテランまでの計18名のIT技術者養成学校の卒業生たちが、自ら生み出した製品やサービスを発表し、その支援者・協力者を獲得するのが目的のイベントである。従来にはない製品・サービスを生み出そうという意欲に満ちた発表が相次ぎ、その基盤として例えば、VR(仮想現実)やブロックチェーンといった最近注目の技術が活用されていた。

写真1●ジーズアカデミーTOKYOのデモデーでは、同校の卒業生たちが、自ら生み出した製品やサービスをアピールした。写真は開催の挨拶の様子。
写真1●ジーズアカデミーTOKYOのデモデーでは、同校の卒業生たちが、自ら生み出した製品やサービスをアピールした。写真は開催の挨拶の様子。
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 ただし、先進技術をいち早く取り入れるなどして斬新な製品・サービスを生み出すという姿勢自体は昨今声高に求められているものでもあり、その取り組みが広がりつつあるという意味でさほど目新しくはないだろう。その代わり、このデモデーで特に強い印象を受けたのは、就転職のスカウトや起業に向けた出資・連携への意欲を露わにしているデモ参加者が多かったことだ。

 それも、すでにIT企業に属しているにもかかわらず、自分のやりたいことを実現するための場を積極的に求める姿勢、言い換えれば、技術力を拠り所にして「活躍する」ことだけが目標ではなく、自分のやりたいことを比較的自由にできる環境を手に入れて「成功する」ことを目標にする姿勢が、強く印象に残ったのである。