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写真2●「LiveWorx 15」の展示会場。ここも活況を呈していたのだが…
写真2●「LiveWorx 15」の展示会場。ここも活況を呈していたのだが…

 特に寒く感じたのが、事例講演だ。記者は事例の取材を目的の1つにしてそのイベントに参加していた(写真2)。「最新事例を当事者の語りで聞ける好機。いい席を確保しなきゃ」と勇んで事例講演の会場に入るも、参加者はまばら。いい席は確保し放題だったが、なんとなく当てが外れた感じだった。講演の内容はどれも興味深く、2015年6月29日に発売された日経情報ストラテジー8月号の特集記事での紹介につなげたものの、取材中は会場の寒さがより一層身に染みた。

 実はこういった状況は、何も今回のイベントに限ったことではない。数年前、別のITベンダーの米国イベントに参加した時にも同じことがあった。基調講演や技術関連の講演は盛況だったのに、事例講演は、参加人数がなかなか伸びないのだ。

 日本国内でITベンダーが開催するイベントには、ベンダー担当者の講演と、ユーザー企業担当者が事例を話す講演がそれぞれ用意されていることがある。そんなイベントでは、事例講演も人気が高く、聴衆であふれるケースが多い。

 それと比べて、米国イベントでは事例講演があまり盛り上がらない。なぜなのか。

 今回のイベントではたまたま、日本のITベンダー所属でIoTの動向を追っているITエンジニアと知り合った。講演の合間にIoT関連ベンダーの製品・サービスの展示が見られることもあり、米国シリコンバレーの拠点からこのイベントに情報収集のために参加していた。そのITエンジニア氏と、事例講演の合間に議論してみた。