PR

局所化、ダウンタイム最小化、連絡体制――現場の技

写真1●プラグラムのiPad/iPhone向けPOSレジシステム「スマレジ」
写真1●プラグラムのiPad/iPhone向けPOSレジシステム「スマレジ」
[画像のクリックで拡大表示]

 ではどうすれば良いのか。iPad/iPhone向けPOSレジアプリ「スマレジ」を運営するプラグラムの取り組みから、具体例を見ていこう(写真1)。

 プラグラムは急成長するサービス事業者として、システムダウンと悪戦苦闘を続けてきた。2011年にユーザーが1店舗もない状態から始め、2015年5月末には導入店数が8000店舗を超えた。同社代表取締役社長の山本博士氏は「ユーザーにとってシステムダウンは一番のストレスになる。試行錯誤しながらストレスを少なくする方法を探ってきた」と言う。

 同社が実践している取り組みのうち、「障害の局所化」「ダウンタイムの最小化」「連絡体制の整備」の三つを紹介しよう。

 一つ目の障害の局所化とは、ユーザーを小さなグループに分け、障害を全体に波及させないシステムにしたことだ。2013年10月22日に発生したシステムダウンがきっかけになった。「一つの店舗が一気に大量の注文を処理しようとした結果、システム全体でデータベースの応答がスローダウンした」(山本氏)。

 それまではユーザー数の増加に応じて、データベースサーバーをスペックアップして対応する方針だった。しかし、想定外が発生するという現実に直面して方針を変更した。システムを改修して、ユーザーをグループ化してデータベースを小さく分ける構成にした。単一グループでシステムがスローダウンする恐れはあっても、ほかのグループには影響を及ぼさない。