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 2015年6月、実に4年ぶりに国内市場に登場したスマートフォンがある。米マイクロソフトのOSを搭載する「Windows Phone」である。製品としては、マウスコンピューターが発売した「MADOSMA Q501」がこれにあたる(写真1)。Windowsを搭載したスマートフォンが国内市場に登場するのは、KDDIが2011年7月に「IS12T」(当時の富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)が発売されて以来だ。

写真1●4年ぶりに国内市場に登場したWindows Phone「MADOSMA Q501」
写真1●4年ぶりに国内市場に登場したWindows Phone「MADOSMA Q501」
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 「iPhoneやAndroidスマートフォンがあるのに、Windows Phoneを選ぶ人はいるのか」と思うかもしれない。ただ、実際にMADOSMAの実機に触ってみると、スマートフォンとしての使い勝手はなかなか良い。SIMロックフリーで、税別価格は約3万円と、個人で利用するにも手ごろだ。

 また、開発したマウスコンピューターによると、「問い合わせの半数は法人からのもの」だという。グローバル企業が標準スマートフォンとしてWindows Phoneを指定しているのに、日本法人だけがそれを入手できず、何とかしたいという声が多いそうだ。

 年内には、新しいOS「Windows 10 Mobile」も登場する見通し。Windows 10 Mobileになると、パソコン用のWindowsアプリを大きな改修をしなくてもWindows Phoneで動かすことができるようになる。

 かつてはWindows Mobileで業務アプリを動かしていた企業も多い。Windows Phoneもゆくゆくは、国内でシェアを伸ばす可能性が高いように思える。

軽量でバッテリーは長持ち

 ではWindows Phoneは、どのくらい「使える」スマートフォンなのか。MADOSMAを例に、その実力を見てみよう。

 まずは、スマートフォンとしての使い勝手を見ていく。MADOSMAの液晶ディスプレイは5型で、解像度は1280×720ドット。CPUはクアッドコア。対応するLTEバンドは1/3/19だ。本体の厚さは8.4mmと、iPhone 6よりも1.5mm厚い程度。重さは125gと、本体サイズからするととても軽く感じる。