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写真1●ファミリーマートの一部店舗で7月末まで実証実験中の「Famima ColorBarcode」アプリ
写真1●ファミリーマートの一部店舗で7月末まで実証実験中の「Famima ColorBarcode」アプリ
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 「当社としては正式採用を決めたわけではないので、今の段階でお話しできることはないですね。取材もお受けできません」――。まさかの門前払い。記者は受話器を握りしめながら、思わずウ~ムと唸って天を仰いでしまった。

 7月29日に発売した日経情報ストラテジー9月号で、記者は「広がる『カラーコード』」と題するスペシャルリポートを執筆した。無線ICタグ(RFID)やQRコード(2次元バーコード)に代わる認識システムの新たな仕組みとして、カラーバーコード(カラーコード)がにわかに脚光を浴び、有力な採用事例が出てきたとの趣旨だ。

 カラーコードは文字通り、赤青黄など色を取り入れたパターンでビットを表現する仕組みだ。誌面ではミラノ万博日本館の館内案内や図書館の蔵書管理、農業協同組合の選果場における商品の仕分け、歯科医院の患者カードなどでの応用例を紹介している。

 そんな企画の取材を進めているさなか、ファミリーマートが7月1日から東京都内の10店舗で、カラーコードの一種である「カメレオンコード」を使った店頭販促や商品紹介の実証実験を始めるとの情報を得た(写真1写真2)。これは面白そうだ。そう思って同社広報に電話したところ、冒頭のような門前払いを受けた次第だ。

写真2●いくつかあるカラーコードの方式の1つ、カメレオンコード。シアン/マゼンタ/イエローの3色の組み合わせで情報を表現する
写真2●いくつかあるカラーコードの方式の1つ、カメレオンコード。シアン/マゼンタ/イエローの3色の組み合わせで情報を表現する

 とはいえ、対応アプリはApp StoreやGoogle Playで誰でも入手可能だし、提供元は「FamilyMart Co., Ltd」となっている。広く一般客を対象にした実証実験として展開しているのは間違いない。担当者への取材はかなわなかったものの、興味を持った記者は同社広報に確認を取った上で、客として実験店舗へ行ってみることにした。