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バツは教訓であり、多くのことを学ぶきっかけ

 よく、(先にも書いたが)バツでキャリアにキズが付くと思う人は多い。しかし、バツは教訓であり、多くのことを学ぶきっかけになるのなら、バツは嬉しいことではあるまいか。

 まあ、バツの度に喜んで小躍りするのもいかがなものかと思うが、それくらいに笑い飛ばして勉強だと思うことが、開発の原理・原則なのである。

 以前、開発者の思い込みで絶対に売れると勘違いしてリリースしてしまった商品を見たことがある。結果は散々だった。倉庫は在庫の山になってしまったのであるが、もしもそれがリリース前にバツと分かったならば、これほどラッキーなことはない。

 売り出す前にバツ(この場合ボツとも言う)ならば、売り出すこともなければ在庫の山をつくることもない。

 人間関係もそうではないか。

 私も色々な人にお会いするが、とても大人だと感じる人の多くが、若い頃に何らかのバツに遭遇し、しっかりとそれを乗り越えているのである。

 中には、文字通りの離婚を経験した人もいるが、その後よき伴侶に出会い、幸せそうなお話を聞くと、バツで学んだことが大きいと、ほとんどの人が言うのである。

 さあ、バツは良いと思うことだ。バツに遭遇したとき、それが良いことだと思った途端、それは嬉しいことになる。そうして、開発を成功させるのである。

 ところで私のバツ? 来た来た。それは聞かれるに決まっている。

 私のバツは一度や二度である筈はない。実は、数え切れないほど、いや、数える気も起きないくらいにバツだらけ。きっと一万回は下らない。

 えっ、じゃあ「バツ一万」と呼ぼうって? う~ん、バツイチマンと言われてもなあ…。(笑)