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 調査では、回答者の所属部署についても調べた。最も多かったのは「開発部門」。IT企業でビッグデータに携わるエンジニアが増えている状況を表すと考えられる。

 開発部門の担当者のエンジニアリングスキルは平均より高いが、ビジネスインサイトやアナリティクスのスキルは平均より低い。主にビッグデータ基盤の導入を担っているからだと思われる。

 2番目に多かったのは「ビッグデータ関連部門」。IT企業だけでなく、ユーザー企業でもビッグデータを取り扱う専門部署の設置が進みつつある表れと言える。三つのスキル領域のいずれも平均より高く、優秀な人材が集まっていることが分かる。

 3番目に多かった「情報システム部門」の担当者は、ビジネスインサイトやアナリティクスだけでなく、エンジニアリングスキルも平均値を下回る結果を示していた。情報システム部門でスキルアップの機会が不足している現状が浮き彫りになった。

 調査結果の詳細は、ITスキル研究フォーラムのWebサイトで、2017年1月に公開する予定である。

高橋 範光(たかはし・のりみつ)氏
ITスキル研究フォーラム「データ利活用人材ワーキンググループ」主査。株式会社チェンジ執行役員