PR

住宅の内見会は5組限定

 トイットデザインが開催する住宅の内見会は、一風変わっている。住宅設計の相談に訪れた人を、過去の建て主の住宅に招き、その生活ぶりをじかに見聞きしてもらう。見学者は5組限定で約1時間。居住者には、「寒くないか」「キッチンの使い勝手はどうか」といった質問が、次から次へと飛んでくる。

1回の参加者を5組に限定した住宅内見会の様子。発注者が住み心地や、設計過程のやり取りなどについて説明する。参加者からは、キッチンの使い勝手などに対する質問が相次ぐ(写真:トイットデザイン)
1回の参加者を5組に限定した住宅内見会の様子。発注者が住み心地や、設計過程のやり取りなどについて説明する。参加者からは、キッチンの使い勝手などに対する質問が相次ぐ(写真:トイットデザイン)
[画像のクリックで拡大表示]
内見会で参加者に解説する戸井(写真左)。約1時間にわたって、限られた参加者にじっくり説明する。部材や仕上げのコスト、間取りの工夫、空調の効果などに関する質問が多いという(写真:トイットデザイン)
内見会で参加者に解説する戸井(写真左)。約1時間にわたって、限られた参加者にじっくり説明する。部材や仕上げのコスト、間取りの工夫、空調の効果などに関する質問が多いという(写真:トイットデザイン)
[画像のクリックで拡大表示]

 設計者である戸井が、過去の建て主に支払う謝礼は1万円。この謝礼が内見会に応じる動機付けになっているのも確かだが、何よりも戸井の設計を気に入っていることが、協力を惜しまない大きな要因だ。なかには、「毎月開催してもいい」と言う建て主もいる。

 戸建て住宅の設計を2006年に発注した藤崎崇も過去の建て主の一人だ。藤崎の戸井に対する入れ込み方は半端ではない。トイットデザインのウェブサイトを「お気に入り」に登録し、週に1回は閲覧。施工中の物件をチェックし、実際に車で見て回るというのだ。自分の家を設計した戸井が、今度はどんな住宅を設計しているのか気になるのだと言う。

トイットデザインのウェブサイトトップページ(http://www.toitdesign.com/)。オフィス内装設計の発注者だったグラフィックデザイナーに助言を仰ぎ、見やすいデザインにしている(資料:トイットデザイン)
トイットデザインのウェブサイトトップページ(http://www.toitdesign.com/)。オフィス内装設計の発注者だったグラフィックデザイナーに助言を仰ぎ、見やすいデザインにしている(資料:トイットデザイン)
[画像のクリックで拡大表示]
施工中のプロジェクトを紹介しているページ。2009年から、進行中のプロジェクトについて、設計や施工の過程をウェブサイトで紹介している(資料:トイットデザイン)
施工中のプロジェクトを紹介しているページ。2009年から、進行中のプロジェクトについて、設計や施工の過程をウェブサイトで紹介している(資料:トイットデザイン)
[画像のクリックで拡大表示]