PR

上司と1対1では息苦しい

土木学会 若手パワーアップ小委員会 幹事長 伊東 佑香氏(JR東日本研究開発センター 鋼・コンクリート構造システムグループ研究員)(写真:日経コンストラクション)
土木学会 若手パワーアップ小委員会 幹事長 伊東 佑香氏(JR東日本研究開発センター 鋼・コンクリート構造システムグループ研究員)(写真:日経コンストラクション)
[画像のクリックで拡大表示]

 一方、伊東氏は「新入社員のころは、上司との1対1の関係に息苦しさを覚えることもあった」と振り返る。同じ小委員会のメンバーには建設会社の他に建設コンサルタント会社、自治体の職員なども参加している。「同じ業界にいながら違う目線を持った人たちとは、ほどよい距離感で話し合える」(伊東氏)。

 若手パワーアップ小委員会の活動内容は多岐にわたる。年長者や若手の失敗談に焦点を絞ったイベントの企画や、訪日外国人向けに日本の土木の魅力を紹介する活動、若手技術者がこれから必要と思う技術に関するワークショップなど様々だ。時には業界外の人を講演に呼び、建設業界の将来を見通すための視野を広げている。

 若手技術者がこうした活動に参加できるかどうかは、「上司次第」という場合が多い。社外の同世代と活動する限られた機会に部下を快く送り出せるかどうか。上司の器の大きさが問われる。