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 開発、テスト、本番の環境をコードで記述し、それを基に環境を自動構築する仕組みを整えると、様々なメリットがある。

 一度コードを作成しておけば、同一の環境をいくつでも容易に作成できる。環境の変更が必要になれば、その内容をコードに反映させて適用するだけで済む。一時的に不要になった環境は削除し、必要になったタイミングで改めて構築することが容易になる。環境を全てコードで表現するので、リポジトリに保存しバージョン管理すれば、環境の更新・差分が明確に分かる――。

 Azureで、こうした環境構築自動化を実現する中核のサービスは「Azure Resource Manager(ARM)」だ。これはAzureポータル(通称、新ポータル)で全面的に採用されているAPI群である。さらに、米Microsoftの構成管理ツール「PowerShell Desired State Configuration(PowerShell DSC)」などを組み合わせる。

 これらサービス/ツールの使い方は、自動構築の対象が、仮想マシンや仮想ネットワークなどのIaaSリソースか、Webアプリケーションの「Web Apps」のようなPaaSリソースかで異なる。IaaSリソース、PaaSリソースの順に説明する。