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検証2 オンプレからのコピー
オンプレ環境のゲートウェイ ウィザードで容易に構築

 検証2ではAzureとオンプレミス環境間でのファイルコピーが行えるETLフローの構築を試す。

 オンプレミス環境は、Azure Virtual MachineにインストールしたSQL Serverで代用する。これと同一の仮想ネットワークに、Data Management Gatewayを稼働させたVirtual Machineも用意する。

 検証に使ったリソースは次の通りである。ここでも全て西日本リージョンのリソースを用いた。

  • 入力元(データソース)
     Azure Virtual Machines Standard D2s v3、Windows Server 2016 Version 1607、SQL Server 2016 SP1 CU3
  • 出力先(ターゲット)
     Azure Virtual Machines Standard F2s、Windows Server 2016 Version1607、SQL Database Standard 50DTU 250GB

 まずData Management Gatewayの導入について解説する。

 Data Management GatewayはAzureポータルの「新しいデータ ゲートウェイ」から作成する(画面4)。Data Management Gateway構成マネージャーという機能によってウィザード形式で設定することができる。

画面4 Data Management Gatewayの作成
画面4 Data Management Gatewayの作成
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 データゲートウェイ名を入力すると、画面に「認証キー」が表示された。この情報をコピーしておく。

 Data Management Gatewayを仮想マシンにインストールすると、キーを入力する画面が表示された(画面5)。ここで、メモしておいた認証キーを入力したところ、設定完了となった。

画面5 Data Management Gatewayの登録
画面5 Data Management Gatewayの登録
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 Data Management Gateway構成マネージャーでは、接続の診断テストもできる(画面6)。実際に試して問題がなかった。

画面6 Data Management Gatewayの接続テスト
画面6 Data Management Gatewayの接続テスト
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 続いて、前述のセットアップで登場したように、リンクされたサービス、データセット、パイプラインを順に作成する。

 オンプレミス環境だからといって、Azure内でのETLフローと特別な違いはなかった。リンクされたサービスで、Data Management Gatewayを指定する程度である。

 実際にファイルコピーをする際に、Network Security Groupの受信セキュリティポリシーとしてRDPのみを許可したが、問題なく実行された。そのため、Data Management Gatewayへのインバウンド通信は発生しないことを確認できた。