(2000.8.24)
 米Microsoft傘下の米HomeAdvisor Technologiesは米国時間8月23日に,1億ドル以上の出資を受けたと発表した。住宅金融大手の米Chaseと米GMAC-Residential FundingがHomeAdvisor社に株式投資を行ったもの。オンライン不動産取引/住宅金融業界における単一の投資としては,過去最大級という。

 HomeAdvisor社は不動産取引の金融サービスを手がける会社。Microsoft社が住宅金融の米Freddie Mac,GMAC-Residential Funding社,米Norwest Mortgageや,銀行大手の米Chase Manhattan,米Wells Fargo,米Bank of Americaの6社と提携し,今年3月に設立した。HomeAdvisor社株の大半はMicrosoft社が保有している。

 今回の出資を受けて,HomeAdvisor社は,消費者/企業間(business-to-business)向けの技術サービスのリーディング・プロバイダとして,その地位を強化するという。

 HomeAdvisor社は不動産取引における信用情報やクレジット・カード取引履歴のチェック,物件の査定,アンダーライティング業務などの自動化といった業務を手がけている。会社設立後に行った施策には以下のものがある。

・「Realty Desktop」のパイロット版を立ち上げた。Realty Desktopは,不動産取引/住宅ローン取引ソリューションのためのWWWベースの顧客/取引管理プラットフォームである。

・リアルタイムによる価格情報,住宅ローン情報を消費者に提供

・WWWサイト「HomeAdvisor.com」の刷新。同サイトはMicrosoft社がMSNで提供していた不動産と融資に関する情報サイトである。

 電子商取引の技術・市場・産業関連の詳しい情報は,『EC』サイト(http://bizit.nikkeibp.co.jp/it/ec/index.html)で詳しくご覧頂けます。

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