米国のソフトウエア関連の業界団体Software & Information Industry Association(SIIA)は米国時間8月24日,教育機関における技術導入の効果に関する調査レポートを発表した。専門誌や博士論文などのサーベイから教育技術に関する300以上の調査結果を収集し,生徒の人口,ソフトの設計,教育者の役割,教育者向けトレーニング,生徒の技術利用状況などの観点から分析した。

 この調査によると,技術を導入している教育環境では,明らかに生徒は成績を上げている。学習に対する取り組みや自信が高まる傾向も見られ,教育者との相互関係も向上しているという。

 また,小グループの共同学習や協調作業に適用すると効果が顕著で,これまでほとんどディスカッションに加わらなかった生徒が積極的に参加するようになるという。

 教育技術の導入に関する課題は,「単にコンピュータを導入するだけで効果につながることはなく,そのような結果をもたらすこともない。学校の委員会や地区管理者,校長,教師達にいたるまで,‘適切な環境’を設定し‘徹底したトレーニング’を行うことが効果をあげる重要な鍵」(SIIA議長のKen Wasch氏)。

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