米国のソフトウエア・ベンダやサービス企業,コンピュータ・メーカなどIT関連の業界団体であるInformation Technology Association of America(ITAA)が米国時間5月23日に,「ビジネス・ソリューションとして,ASP(Application Service Provider)事業への理解や利用が拡大している」との調査結果を発表した。

 調査は,ITAAが「Computerworld」「CFO」「Internet」「WeekUpside」の読者を対象にオンラインで実施し,1526人から回答を得た。様々な産業における大企業から新興企業までを対象とした。ASPのSOFTRAXと調査会社のNetReflector.comが調査協力した。

 「市場が求めているものは,技術ではなくソリューションである。ASPの提供するサービスは顧客の需要が増大することから,今後も拡大していく」(ITAAのPresident,Harris Miller氏)。詳しい調査結果は以下の通り。

・ ASPの概念が定着しつつある。2/3近くの人が通常用いられているASPの定義について同意している。

・現在ASPのサービスを利用していると回答したのは全体の約20%。今後6カ月以内に導入の予定があるとした人が1/3を超えた。

・アプリケーションの分野では,財務関連,電子商取引関連,CRM関連の需要が最も大きい。主な懸念材料としては,安定性,継続性,セキュリティが挙げられた。

・希望する利用形態としては,「登録/サービスへの加入ベース」がほとんどで全体の71.4%を占めた。「トランザクション・ベース」が19.5%,「利用ごとに支払い」が12.6%だった。

・現在,中小企業が主な顧客となっており,今後もこの傾向が続く。

 ASPに関する技術,製品,市場の動向は『ASP』サイト(http://bizit.nikkeibp.co.jp/it/asp/index.html)で詳しくお読みいただけます。

[www.itaa.orgに掲載の発表資料]