米Cahners In-Stat Groupが米国時間4月17日,Application Service Providers (ASP)市場の調査結果を発表した。それによると2000年に,米国に拠点を置くASPはインフラ構築に10億ドル近くを出費する。

 ASPは将来の見通しに楽観的であり,1企業あたりの平均顧客数は,1999年の25社から2000年は170社近くに増えると予測している。しかしASPは,広範で信頼性の高いITインフラの構築や管理に支援を必要としている。

 現在ASPは,単にインターネットを介したアプリケーションへのアクセスだけでなく,管理,監視,サポート,トラブル・シューティングなどのサービスや高速接続サービス提供を行っている。

 「ほとんどのASPはアプリケーション配信に全く焦点を置いていないか,あるいはまだ顧客の要求をつかんでいない」(In-Statマーケットとコンピューティング部門ディレクタのKneko Burney氏)。

 ASPで成功するためには,WWW対応アプリケーションの開発や最適化,あるいは顧客サポートや管理に向いたインフラ構築が必要になる。インフラ・プロバイダが重要な役割を果たすと,In-Stat社はみている。

 そのほかの主な調査結果は以下の通り。

・ASPの数は1999年のおよそ70社から,2000年の第1四半期には100社以上に増加している。

・ASP分野をねらったインフラ・プロバイダは成功をおさめている。米Cisco Systemsと米Sun Microsystemsが市場シェアの大半を占め,2社の後を米Microsoft,米IBM,米Oracleが追う。

・米国を拠点にしたASPは,アプリケーション・サービス事業における課題として「新規顧客のインフラに与える影響」「顧客向けサービス拡充の必要性」「セキュリティ」「広帯域への対応」を挙げた。

[www.instat.comに掲載の発表資料]