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 セキュリティ・ベンダーのラックはラックは4月12日,最新のセキュリティ・ホール情報を提供するサービス「SNSDB」を5月1日から開始することを発表した。ソフトウエア・ベンダーなどが発表した情報や同社が独自に発見したセキュリティ・ホール情報とその対策を整理して日本語で提供する。セキュリティ・ホールを突いた攻撃の再現性や対策の有効性を同社が日本語環境において事前に検証してから情報提供することが特徴。企業ユーザーが対象で,情報にアクセスするためのライセンス料金は1部署あたり(最大100ユーザー・ライセンス)年間300万円。

 現在,ベンダーやセキュリティ組織などからセキュリティ・ホール情報が公開されているがその多くが英語であり,修正プログラムなども英語版用であることが多い。日本語訳が公開されていても内容が分かりづらかったり,日本語環境での再現性や対策について明確に示されたりしていない場合も多い。そこでラックでは,同社が日本語環境で事前に検証したセキュリティ・ホール情報をデータベース化して日本語で提供する。データベース化してあるので,ソフトウエア別やOS別,あるいはソフトウエア・ベンダーが情報を公開する際に付けるIDなどで検索できるという。情報は随時更新される。

 情報はWebベースで提供する。ライセンスを購入すると,アクセスに必要なIDとパスワードが発行される。それを使ってWebブラウザで情報提供サイトへアクセスすることになる。

 同社では初年度で6000万円の売り上げを見込んでいる。なお,個人ユーザー向けのサービスは現在のところ考えていないという。

(勝村 幸博=IT Pro編集)