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 NECは6月13日,インターネット接続サービス「BIGLOBE」の個人ユーザーを対象に,電子メールのウイルス・チェック・サービスを6月20日から開始すると発表した。ユーザーあてのメールにコンピュータ・ウイルスが含まれていないかどうかを,同社サーバー上でチェックして駆除する。料金は1メール・アドレスあたり月額300円。なお,7月30日まではキャンペーン期間で無料。サービスを受けたいユーザーはBIGLOBEのWebページから申し込む。

 同サービスでは,サーバー上のウイルス対策ソフトがメールの添付ファイルをチェックし,ウイルスを検知すると添付ファイルから駆除する。チェックには,シマンテックの「Norton Antivirus for Gateways」を使用する。

 もしウイルスを駆除できない場合には,ファイル自体を削除する。その後,あて先のユーザーへ駆除あるいは削除したことをメールで通知し,送信者へもその旨とウイルス・メールのヘッダー情報を通知する。ただし,送信者へ通知するかどうかについては,ユーザーが選択できるよう近日中に改良するという。

 個人ユーザー向けのウイルス・チェック・サービスに対するニーズは多く,同社でも「1年ほど前からサービス提供を考えていた」(NEC コーポレートコミュニケーション部)。しかし,料金設定や使用するウイルス対策ソフトの選定などでサービス開始が遅れたという。

 同様のサービスは,KDDIのインターネット接続サービス「DION」などでも提供している。また,NTTコミュニケーションズ(NTTコム)も,「OCNダイヤルアクセス」および「OCN ADSLアクセスサービス」ユーザーを対象に8月上旬までに始めることを発表している([関連記事])。NTTコムのサービス料金は1メール・アドレスあたり月額200円であるが,メール・アドレスを変更しなければならない。NECの場合は,料金は月額300円であるが,メール・アドレスの変更は必要ない。大手がサービスを始めたことをきっかけに,今後,同様のサービスを提供するプロバイダが増えそうだ。

(勝村 幸博=IT Pro編集)