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 米SonicWALLの日本オフィスは9月10日,ファイアウオール/VPNアプライアンス製品「SonicWALL TELE3 SP」を国内で出荷することを明らかにした。特徴は11.8cm×16.5cm×3.4cmと小さいことと,フェイル・オーバー機能を備えること(写真)。通常はADSLやCATVでインターネットに接続するが,その接続が切れると自動的にダイヤルアップ接続を開始する。出荷開始は9月30日,価格は16万9000円を予定している。

 ターゲットとするのは,小売店などのPOSシステム。ダイヤルアップで本社のサーバーと接続している各小売店にSonicWALL TELE3 SPを導入して,インターネット経由でVPN接続するようにすれば,通信コストを抑えられるとともに,スループットを改善できるという。実際,米国ではアパレル・ショップ「Wet Seal」が600店舗,オーストラリアでは「STARBUCKS」が36店舗で,同製品を導入している。

 また,サイズが小さく持ち運びが可能なので,リモート・アクセス・ユーザーも利用できるとしている。

 インタフェースはLAN用10/100Base-T,WAN用10/100Base-T,V.90アナログ・モデムをそれぞれ1ポートずつ備える。通常は10/100Base-Tポートを使ってインターネット接続する。その接続が切れた場合には,あらかじめ登録したISPやRASに自動的にダイヤルアップ接続する。加えて,接続が回復した場合には,ダイヤルアップ接続を自動的に切断する。この機能は,同社アプライアンス製品の中でSonicWALL TELE3 SPだけが備える。

 複数のSonicWALL TELE3 SPをリモートから集中管理するには,同社のソフトウエア製品「SonicWALL Global Management System(GMS)」を別途購入する必要がある。例えば,本社のサーバー上で稼働するGMSから,各店舗に設置したTELE3 SPの設定を一度に変更したり,ファームウエアを更新したりすることが可能である。それぞれのログを吸い上げることもできる。

 9月30日から出荷するSonicWALL TELE3 SPのファームウエアは英語版なので,インタフェースはすべて英語である。日本語版は12月に出荷予定。英語版のユーザーは無償でアップグレードできる。

(勝村 幸博=IT Pro)