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 関西オープンソース+フリーウェア2002実行委員会は,ソフトウエアの開発者と利用者が交流するイベント「関西オープンソース+フリーウェア2002」を12月6,7日の2日間,開催する。対象となるソフトウエアはオープンソース・ソフトやフリーウエアなど。特定のOSに偏ることなく,Windows,MacOS,Linux,FreeBSD,NetBSDなど各種のOS用ソフトが対象だ。

 オープンソース・ソフトやフリーウエアでは,多くの場合,プログラムの仕様を決める人,コーディングをする人,できあがったプログラムを使ってみて評価する人などさまざまな人がメーリング・リストなどでコミュニティを作っている。関西オープンソース+フリーウェア2002ではこうしたコミュニティが集まって交流する機会を提供する。企業などの出展は有料だが,非営利のコミュニティは無料で出展できる。

 コミュニティや企業によるブース展示だけでなく,講演会(無料)やセミナー(有料)も予定している。講師としては,オブジェクト指向で著名な青木淳氏,日本PostgreSQLユーザー会の石井達夫理事長,「実践Linuxセキュリティー」などの著作があるすずきひろのぶ氏,Linuxカーネル開発の日本における第一人者であるg新部 裕氏,オブジェクト指向言語「Ruby」の開発者であるまつもとゆきひろ氏などを予定している。

 今回,こうしたイベントを関西で新たに企画したのは,関西ならではの危機感があるという。以前は展示会やセミナーなどは東京と大阪の両方で開かれることが多かった。ところがバブル崩壊後,大阪会場は取りやめになって,東京会場だけになることが多くなってしまった。関西の人たちが東京まで出向くのはなかなか大変で,その結果,関西の人たちが実際に顔を合わせる機会が減ってしまった。そこで関西圏のソフト開発者たちが集まった際に,みんなが集まれる場を自分たちの手で作ろうということになったという。

 関西オープンソース+フリーウェア2002の会場は大阪産業創造館(大阪市中央区)。入場は無料だがセミナーの聴講は有料。実行委員会の委員長は大阪市立大学学術情報総合センター教授・副所長の中野秀男氏,プログラム委員長を大阪大学大学院情報科学研究科助教授の齊藤明紀氏が務める。

(和田 英一=IT Pro編集)