NTTコミュニケーションズは1月29日から他の4社とともにIP電話の相互接続実証実験を始めるとともに,同社のIP電話基盤ネットワークを使うISPが14社にのぼることを明らかにした。

 29日から実験を開始するのは,同社に加えて,So-netのソニーコミュニケーションネットワーク,@niftyのニフティ,BIGLOBEのNEC,Panasonic hi-hoの松下電器産業。これらのISP(インターネット接続事業者)はNTTコミュニケーションズのIP電話基盤ネットワークを用いて,IP電話サービスを提供することをすでに明らかにしている。OCNでは「OCN .Phone」,So-netでは「So-netフォン」,@niftyでは「@niftyフォン」,BIGLOBEでは「NTTコミュニケーションズ IP-Phone for BIGLOBE」,Panasonic hi-hoでは「hi-hoでんわ-C」と呼ぶサービス名で,2002年12月20日から順次,試験サービスを始めている。

 この段階では,1つのISP内での試験サービスだったが,1月29日からは他のISPにも通話ができるようになる。この場合でも通話料は無料。2月28日まで実証実験を行い,そのあと商用サービスとして提供する予定。

 この5社以外で,NTTコミュニケーションズのIP電話基盤ネットワークを用いて,IP電話サービスを提供することを明らかにしているISPは次の通り(かっこ内はサービス名)。

  • 朝日ネット(ASAHIネット)
  • NTTデータ三洋システム(旧三洋電機ソフトウエア,SANNET)
  • ザ・トーカイ(TOKAIネットワーククラブ)
  • ゼロ(ゼロサービス)
  • デオデオ(デオデオエンジョイネット)
  • トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズ(T-com)
  • ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)
  • ドリームネット(DreamNet)
  • 日本ユニシス情報システム(U-netSURF)
  • フリービット(ReSET.JP)

 NTTコミュニケーションズをはじめとする,IP電話サービス提供会社によるISPの取り込みがますます激しさを増しているようである。

(和田 英一=IT Pro)