写真1●「iSeeWeb Conference」で5人でテレビ会議をしている様子 右下の画面でテキスト・チャットもできる


写真2●Microsoft Excelのデータを全員で見る 参加者が画面に印をつけたりして臨場感あるコミュニケーションを図れる


 アルファ・オメガソフトはインターネットを用いたテレビ会議システム「iSeeWeb Conference」を2003年3月7日から発売した。端末にはパソコンを用いるため,自席からでも利用できる(写真1)。参加者の動画像を表示するだけでなく,Microsoft WordやExcelなどのMicrosoft Office製品のデータをパソコン画面に表示して,会議参加者が書き込み可能。

 iSeeWebはサーバーとクライアントで構成する。サーバーは1GHz以上のPentium III搭載機でWindows 2000 Serverを稼働させる。クライアントとしては,Windows 2000またはWindows XP搭載機を用いる。

 テレビ会議は同時に最大17人が可能。音声については,発言権の受け渡しが必要なく,同時に全員が発言できる。音声圧縮には韓国で開発した独自方式を用いる。7.3kbpsに圧縮して,各会議参加者に送信する。一方,動画の送信に用いる帯域は参加人数が増えるに従って,絞っていく。会議参加者が2人のときは23kbps,5人までのときは18kbps,17人までのときは15kbpsとする。

 MS Officeデータの共有は,MS Word,MS Excel,MS PowerPointが対象。共有しようとすると,ファイルがサーバーに送られ,それを参加者全員が参照する。画面への書き込みは発表者だけでなく,誰でもできる(写真2)。

 テレビ会議,Officeデータの共有以外の機能として,テキスト・チャット,ホワイトボード,Web画面共有の機能がある。また,ファイアウォール越しにiSeeWebを利用する場合は,ファイアウォールのポートを開ける必要がある。

 価格は同時アクセスが10クライアントの場合で400万円。5ライセンス追加には50万円が必要。アルファ・オメガソフトは,PocketPCをクライアントにするためのソフトも開発している。PocketPCでは全員の音声は聞こえるが,動画像は1カ所だけを表示する。

(和田 英一=IT Pro)