NTT東日本の「フレッツIPv6
サービス実験」の様子。
SIP通信ソフトを使って
テレビ電話をしている

 IPv6体験をフレッツ・ADSLでも!――NTT東日本は「WPC EXPO 2003」で,フレッツ・ADSLによる「フレッツIPv6サービス実験」を披露した。これはWPC EXPO 2003の開幕前日の9月16日に同社が発表したもの(関連記事)。これまでは同社のFTTH(fiber to the home)サービス「Bフレッツ」のみで提供していた実験である。

 WPC EXPO 2003のNTT東日本のブースでは,パソコンにWebカメラを付けて「SIP通信ソフト」のデモを行っていた(写真)。相手の顔を見ながら。テレビ電話ができる。フレッツの閉域網を用いているため,比較的滑らかに動画を再生できるという。

 SIP通信ソフトと並んでNTT東日本から提供されるIPv6用アプリケーションは「フレッツIPv6メッセンジャー」である。こちらはP to Pによるテキスト・ベースのチャット機能とファイル転送機能を備える。ファイル転送の際に,相手がオンラインでなければ,仮想ディスク上にいったん保存して,相手がオンラインになったときにファイルを引き出せるのが特徴である。

 なお,同サービス実験のIPv6網は,フレッツ網に閉じており,外部のIPv6網には接続できない。実験の対象地域は市外局番が03または0422のエリアなど。2003年12月まで無料で行う。

(和田 英一=IT Pro)

 WPC EXPO 2003は日経BP社が主催するアジア最大のデジタル総合展。9月17日から20日までの4日間,千葉県の日本コンベンションセンター[幕張メッセ]で開催する。