千葉市・幕張メッセで開催中のNET&COM2004において、ウイルス対策用アプライアンス(特定用途)製品が注目を集めている。この1月下旬から猛威を振るっている「Mydoom」ウイルスの影響が大きいと見られる(関連記事)。多数の来場者が、ベンダー各社の製品説明やプレゼンテーションに熱心に聞き入っていた。

 開場間もない時間帯から多数の聴衆を集めたのが、シマンテック(ブース番号6330、以下同じ)の「Symantec Gateway Security」(写真)。統合型のセキュリティ・アプライアンス製品で、ゲートウエイ型のウイルス対策機能のほかに、ファイアウオールやVPN(仮想私設網)、侵入検知、コンテンツ・フィルタリングなどの機能を持つ。プレゼンテーションでは、最近のウイルスがもたらした被害の大きさや、ウイルスの“手口”を解説するなどしながら製品を紹介した。

 NET&COM2004には、パンダ ソフトウェア ジャパン(5340)の「Panda Antivirus GateDefender」や、日本ネットワークアソシエイツ(6440)の「McAfee WebShield Appliance」といったウイルス対策用アプライアンス製品が出展された。Panda Antivirus GateDefenderはブリッジとして動作し、ネットワークの設定や構成を変更せずに導入できる。標準で負荷分散機能を備え、複数の同製品をハブで並列配置すれば、負荷分散装置を別途導入しなくても、トラフィックを振り分けられる。

 McAfee WebShield Applianceもブリッジとして動作する。アプリケーション・ゲートウエイ(プロキシ)やルーターとしても動作できる。標準で負荷分散機能を備えるほか、コンテンツ・フィルタリング機能により、スパム対策やURLフィルタリングに利用できる。

(勝村 幸博=IT Pro)