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 Red Hat Linuxの後継であるFedora Coreの,日本でのコミュニティ「Fedora JP Project」が2月10日,正式に発足した。

 米Red Hatは2003年秋,無償利用が可能なRed Hat Linuxの開発を終了した(関連記事)。Red Hat Linuxの事実上の後継が,Fedora Projectが開発するFedora Coreである。Fedora ProjectはRed Hatの支援のもとで運営されている開発コミュニティであり,2003年11月に最初のリリースとなるディストリビューションFedra Core 1が公開されている(関連記事)。

 Fedora JP Projectは,旧Red Hat Linuxメーリングリストを母体として,有志が集まり結成された。「Fedora JP Projectは,Fedora Projectとは独立した活動だが,Fedora Projectにも参加し,連携して活動,貢献を行っていく」(Fedora JP Project)という。

 Fedora Core 1では、Red Hat LinuxではEUCだった日本語環境のロケールが,UTF-8に変更された。そのため,UTF-8に対応していないアプリケーションでは文字化けが発生するなどの問題も発生している。Fedora JP Projectでは,これらロケールに関する問題に関しては「優先的に問題解消にあたる」(同)としている。また,Webコンテンツやソフトウエアのメッセージの翻訳作業も開始している。

 Fedora JP Projectではこのほか,日本語メーリング・リストの提供や,日本語BugZilla(バグ情報データベース)の提供なども行う。3月には「Fedora JP Day」と題したイベントの開催も予定している。

(高橋 信頼=IT Pro編集)