PR

 NTTコムウェアは3月4日,VA Linux Systems ジャパン(以下VAリナックス)と協力して,オープンソース・ソフトウエアをベースにした負荷分散機能の提供を開始すると発表した。両社が共同して導入,運用,チューニングなどのサービスを有償で提供する。

 負荷分散機能は,クライアントからのアクセスを複数のサーバーに振り分ける機能。Linuxサーバーを負荷分散装置(ロード・バランサ)として使用することができる。負荷分散装置として動作するサーバー自体も2重化する機能を持つ。平常時片方が待機する「Active-Standby」ではなく,通常時は2台が分担して処理を実行する「Active-Active」構成が可能。

 今回提供する機能は,オープンソース・ソフトウエアのUltra Monkeyをベースにしている。Ultra Monkeyはオープンソースの負荷分散ソフトウエアLinux Virtual Server,サーバーの故障監視や故障したサーバーの切り離しを行うソフトウエアLdirectord,サーバー動作状況監視ソフトウエアHeartbeatの技術を使用しており,VAリナックスの技術者であるSimon Horman氏が中心になって開発している。すでに多くのISPなどで使用されており,日本ではSlashdot JapanやSourceForge.JPといった,VAリナックスが運営するサイトで使われている。

 NTTコムウェアは,Ultra Mokeyをベースに,「Active-Active」機能などを付加した。

 また,VAリナックスは3月4日,Ultra Monkeyの日本語情報サイト(http://ultramonkey.jp/)を正式に開設した。日本語による情報提供を積極的に行い,日本におけるUltra Monkeyの普及を推するとしている。さらに,これまでUltra MonkeyはLinuxディストリビューションとしてDebian,Red Hat 7.3/8.0/9をサポートしていたが,今回新たにRed Hat Enterprise Linux 3.0とFedora Core 1をサポートした。

(高橋 信頼=IT Pro編集)