PR


 Firebird日本ユーザー会は4月5日,同会が正式に発足したと発表した。

 Firebirdは,米Borland SoftwareのInterBaseから派生したオープンソースのリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)。ユーザー会では,情報共有やドキュメントの整備,検証などを行い,日本でのFirebirdの普及,発展を図る。

 Firebirdトランザクション,トリガー,オンライン・バックアップ,SQL92への準拠など本格的なDBMSとしての機能を備え,PostgreSQLやMySQLに続くオープンソースRDBMSとして期待されている。設定や管理が容易な点などが特徴という。ただし,情報の少なさなどが課題として指摘されており,Firebird日本ユーザー会ではドキュメントの整備や検証などを行っていく。

 Firebirdはオーストラリアに本部のあるFirebirdSQL Foundationを中心としたコミュニティによって開発が進められている。2004年2月からは,初代InterBaseのアーキテクトだったJim Starkey氏もFirebirdプロジェクトに参加している。2004年2月21日には,従来のCベースからからC++ベースへ移行したバージョン1.5がリリースされた。また,Jim Starkey氏が中心となり,64ビットCPU対応版の開発も行われている。

 2003年6月10日,有志により「Firebird日本ユーザー会スタートアップ・グループ」が設立され,ユーザー会設立の準備を行ってきた。2004年4月3日にFirebird日本ユーザー会 第1回総会が行われ,正式に設立された。Firebirdに関する書籍の執筆などを行っている加藤大受氏が理事長に選出された。

(高橋 信頼=IT Pro)