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 米Microsoftは米国時間4月29日,Windows 2000マシンに「MS04-011」の修正パッチを適用すると不具合が発生する場合があることを明らかにした。パッチを適用すると,(1)起動時にマシンが反応しなくなる,(2)ログオンできなくなる,(3)CPU使用率は100%になる――といった問題が発生する場合があるという。

 問題が発生する原因は,パッチを適用すると,サード・パーティのドライバやサービスを適切にロードできなくなる場合があるためだとしている。Microsoftでは,次の3種類のドライバ「Ipsecw2k.sys」「Imcide.sys」「Dlttape.sys」のいずれかがインストールされている場合に問題が発生することを確認している。

 一例として,Nortel Networks社製のVPNクライアントをインストールして,「IPSec Policy Agent」のスタートアップ・タイプを「Manual(手動)」あるいは「Automatic(自動)」に設定している場合に,問題が発生することを確認しているという。しかしながら,他社のドライバやサービスをインストールしている場合でも,同様の問題が発生する可能性があるとしている。

 Microsoftでは,Nortel NetworksのVPNクライアントをインストールしている環境での回避策を公開している。具体的には,IPSec Policy Agentを無効にする。無効にする方法については,Microsoftが公開する情報を参照してほしい。

◎参考資料
マイクロソフト サポート技術情報 - 841382 Your computer stops responding, you cannot log on to Windows, or your CPU usage for the System process approaches 100 percent after you install the security update that is described in Microsoft Security Bulletin MS04-011

(勝村 幸博=IT Pro)