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 「CyberGuardはハイエンドのファイアウオール製品で有名だが,単なるファイアウオール・ベンダーではない。トータル・セキュリティを提供できるベンダーだ」――。米CyberGuardのワールドワイド・セールス担当副社長のPeter Cronk氏は6月10日,IT Proの取材に対して強調した(写真)。

 同社は1996年以降,ハイエンドのファイアウオール製品「CyberGuard」を開発販売してきた。現在では他ベンダーを買収することにより,中小規模向けのファイアウオール/VPNアプライアンスやコンテンツ・フィルタリング製品を製品ラインアップに加え,すべてを統合管理できるソリューションを用意したという。「CyberGuardの製品だけで,企業全体のセキュリティを守れる」(同氏)

 同社は2003年11月に豪SnapGearを買収し,SnapGearのファイアウオール/VPNアプライアンスを「CyberGuard SG」として製品ラインアップに加えた。そして,統合管理ソフト「Global Command Center(GCC)」を用意。「本社にはハイエンドのCyberGuardを導入し,支店にはSGを導入する。そして,GCCからすべてのCyberGuardを一元管理する」(同氏)というソリューションを提供し始めた。2004年4月には,コンテンツ・フィルタリング・ベンダーの独Webwasherを買収。同社のフィルタリング製品もGCCで統合管理できるようにする予定である。

 「支店数が多い企業では,支店の機器を本社で集中管理したいというニーズが高い。そのためには,一社の製品に揃えるべきだ。CyberGuardでは,そういった企業に自社のソリューションを売り込んでいきたい」(Cronk氏)。もちろん,この“戦略”は目新しいものではない。多くのベンダーが考えていることだ。同氏もそれを認める。「ただし,他社の製品ラインアップはハイエンドが手薄だったり,製品ごとの機能が不足していたりする。CyberGuardは今までの実績からハイエンドに強い。これを売りにして,国内市場でもシェアを伸ばしていきたい」(同氏)

(勝村 幸博=IT Pro)