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 独IXOS Softwareの日本法人イキソスソフトウェアは10月6日,Lotus Notes/Domino環境でやり取りされるメールをすべて保存するソフトウエア製品「IXOS-eCONserver for Lotus Notes」を発表した。同日より出荷。特徴はDVD-Rチェンジャーなどに保存できること。価格は1000ユーザーで750万円から。国外では既に販売されている製品だが,「国内でもニーズがあると考えて販売することにした」(羽根ロバート代表取締役社長,写真)。

 eCONserver for Lotus Notesでは,Domino Serverが備える「ジャーナル機能(送受信されるメールすべてのコピーを特定のマシンやフォルダに送信する機能)」を利用する。ジャーナル機能で,eCONserver for Lotus Notesが稼働するマシンへメールのコピーを送信する。eCONserver for Lotus Notesは,送信されたコピーを暗号化してから,チェンジャーに収めたDVD-Rやアーカイブ専用ストレージ(例えば,日立製作所の「SANRISE」や米EMCの「Centera」)などに保存する。保存したメールは,Notesクライアントを使って検索/参照できる。「DVD-Rに保存できるので,ストレージ費用を抑えられる」(勢山登喜子 取締役副社長)

 すべてのメールを保存しておけば,情報漏えい事件を起こした場合などの調査に役立つ。証拠にもなるし,日々の監査にも利用できる。ただし,「このような製品を導入しただけでは,企業としての説明責任は決して果たせない。企業としては,適切なポリシーを策定し,それに従って日々業務を行う必要がある。製品は,その一助となるツールに過ぎない」と羽根氏は強調する。

 同社では,2002年から同様のExchange Server向け「IXOS-eCONserver for MS Exchange」を販売している。SAP R/3用およびWindowsファイル・サーバー用のアーカイブ製品も用意している。今後は,インターネット・メール用アーカイブ製品も発売する予定である。「開発することは既に決まっている。来年3月までには出荷する」(勢山氏)

 なお,カナダのOpen Textは2003年10月,IXOS Softwareを買収することで合意している。現在,90%の株を取得しているという。既に業務は統合しているものの,買収が完了するまでは,両社は別会社として存続する。買収完了後,「IXOSがブランド名として残るのか」「日本法人名がどうなるのか」――などは,現時点では不明。

(勝村 幸博=IT Pro)