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 コトヴェールは,漏洩する電磁波を抑制したノート・パソコン「LEP-770T」を11月1日から発売する。パソコンから漏洩する電磁波を受信すれば,画面上やキー入力された情報を盗聴することができる(これを「テンペスト」と呼ぶ)。LEP-770Tでは,漏洩電磁波を抑制することで,テンペストのリスクを軽減する。価格は150万円前後を予定している。

 同社では,テンペスト対策用のフィルタやケーブルなどを以前から開発および販売している(関連記事)。今回のLEP-770Tでは,同社の従来製品では抑制できなった部分からの電磁波漏洩を極力軽減できるという。

 例えば,ノート・パソコンの本体とモニター間のケーブルからは,ある程度の電磁波が漏洩するが,その電磁波を抑制するような既存製品はなかった。また,モニターの画面上から漏洩する電磁波も抑制できなかった。LEP-770Tでは,それらを極力抑制しているという。

 これら以外にもテンペスト対策の工夫を凝らしている。「全部で60カ所程度に工夫を凝らしているが,ノウハウが詰まっているので詳細は明らかにできない」(第一営業部の山田憲司部長)。LEP-770Tは,防塵や耐衝撃性に優れた,いわゆる“堅牢パソコン”に,同社がテンペスト対策機能を加えたもの。「開発に2年半ほどかかった。可能なテンペスト対策はすべて施した」(山田氏)

 同社では,発売から1年で千台の販売を予定している。当面は受注販売だが,10月末から一部の量販店の店頭にも置くという。

◎参考資料
国内初 TEMPEST(テンペスト)対策パソコン「LEP-770T」を発売

(勝村 幸博=IT Pro)